糖尿病と診断されると、「薬を飲まなければ」「運動を始めなければ」と考える方が多いと思います。
もちろん、薬や運動はとても大切です。しかし、それ以上に大切なのが毎日の食事です。
食事は1日3回、毎日続きます。だからこそ、食生活が変われば血糖値も大きく変わります。
では、どのような食事が理想なのでしょうか。
私がお勧めしたいのは、できる範囲で自炊を増やすことです。
外食やコンビニ食は便利ですが、どうしても糖質や脂質、塩分が多くなりやすく、野菜が不足しがちです。一方、自炊では食材や味付け、量を自分で調整できるため、自然とバランスのよい食事に近づきます。
「忙しくて自炊する時間がない」という声もよく聞きます。
確かに、忙しい現代では時間を確保すること自体が簡単ではありません。しかし、一度ご自身の生活を見直してみると、意外と短縮できる時間が見つかることがあります。休日に作り置きをする、買い物をまとめて済ませる、献立をあらかじめ決めておくなど、小さな工夫の積み重ねが食生活の改善につながります。
もう一つ、ぜひ活用していただきたいのが食事記録アプリです。
例えば「あすけん」のようなアプリでは、食事を記録するだけで栄養バランスやカロリー、糖質などを簡単に確認できます。最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、慣れてくると数分で入力できるようになります。
「何をどれくらい食べているのか」を見える化することは、血糖コントロールの第一歩です。
実際に、食事を意識するだけでHbA1cが改善し、薬を増やさずに済む方も少なくありません。薬を1種類追加する前に、まず食生活を見直すことで得られる効果は決して小さくないのです。
糖尿病治療は短距離走ではなく、長く続けるマラソンです。
完璧を目指す必要はありません。まずは「今日の食事を少しだけ良くする」ことから始めてみましょう。その積み重ねが、5年後、10年後の健康につながります。
① 身長( )cm
② 適正体重=身長(m)×身長(m)×22=( )kg
③ 1日の目安カロリー
□ デスクワーク適正体重×25~30
□ 立ち仕事適正体重×30~35
□ 肉体労働適正体重×35以上
あなたの目安約( )kcal/日